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TikTokのおすすめは何を見て動画を選ぶのか
最終更新 2026-09-14
TikTokのおすすめのフィードは、レコメンドの仕組みで動画を並べ替えて一人ひとりに見せています。TikTok自身の説明によれば、その仕組みは大きく三種類の情報を見ています。利用者の行動、つまり視聴時間、最後まで見たかどうか、いいね、コメント、シェア、フォロー。動画そのものの情報、つまり説明文、音源、ハッシュタグ。そして端末とアカウントの設定、つまり言語、国、端末の種類です。フォロワー数は直接の判断材料ではありません。
「おすすめ」と呼ばれている画面のこと
アプリを開いたときに最初に出てくる画面が、おすすめのフィードです。英語ではFor Youと呼ばれ、日本語の画面では「おすすめ」と表示されます。その隣には、フォローしているアカウントの動画だけが並ぶタブがあります。検索の画面を指して探索と呼ぶ人もいますが、このガイドで扱うのは前者、つまりフォローしていないアカウントの動画を運んでくる、一人ひとりに合わせて組まれた流れのほうです。
以下に書くことはすべて、TikTokがヘルプのページと公開の説明で述べている大枠に基づいています。TikTokは確定した式も、重みも、しきい値も公表していません。ここにもそういうものは出てきません。
仕組みは何を見ているのか
TikTokは、おすすめが複数の要素にもとづいていると述べ、それらを三つの見出しにまとめています。
利用者の行動
いいねやシェアをした動画、フォローしたアカウント、書いたコメント、自分で作った動画、そして動画を最後まで見たかどうか。TikTokは「興味がない」という反応もこのグループに数えています。ある動画やあるアカウントを見たくないと伝えたとき、仕組みはそれを逆向きの手がかりとして使います。
TikTokは、これらの手がかりが同じ重さではないこともはっきり書いています。挙げられている例はこうです。長めの動画が最後まで見られることは強い関心の表れで、より大きな重みを持つ。視聴者と作り手が同じ国にいることは弱い手がかりである。TikTokが公開している重みづけの例はここまでで、その先は分かりません。
動画を作る側として引き出せる答えはこうです。ただ再生されただけでは、伝わることは多くありません。最後まで見られること、見返されること、いいねが付くこと、シェアされること、コメントが付くことのほうが、ずっと多くを伝えます。いいねとシェアがたがいにどれだけの重さなのかは、公表されていません。
動画そのものの情報
説明文、使った音源、ハッシュタグです。TikTokは、これらを動画が何についてのものかを理解するために使うと述べています。つまり説明文に書いた言葉、選んだ音源、付けたハッシュタグが、その動画をどんな関心を持つ人に合わせるかの手がかりになります。
逆も同じです。内容と関係のない音源、当てはまらないハッシュタグ、空の説明文は、誰に見せればよいのかを仕組みが推し量ることを難しくします。
端末とアカウントの設定
言語の設定、国の設定、端末の種類です。TikTokはこれらを仕組みが正しく働くために使うと述べたうえで、利用者がそれを好みとして能動的に示したわけではないため、ほかの手がかりより低い重みにしていると説明しています。日本語で作っている人にとっての実際の意味はこうです。動画は主に日本語で、日本の設定で使っている人へ届きます。ただしそれは壁ではなく、ほかの国から視聴者が来ることもあります。
手がかりはどう組み合わさるのか
TikTokは、これらの要素がレコメンドの仕組みによって処理され、その利用者にとっての価値に応じて重みづけされると述べています。その先は述べていません。どれだけの視聴時間があれば十分とされるのか、いくつのいいねが動画をより広い層へ運ぶのか、どの時間帯に何人へ見せられるのかといった規則は、公開されていません。
ですから、ある数字に届けばフィードが開くとか、特定のハッシュタグがフィードへの入場券だとか言う人は、推測を語っています。説明されている仕組みの筋道は、固定されたしきい値ではありません。一本ずつの動画が、最初に見せられた人たちの反応に応じて、より多くの人に届くか、そこで止まるかが決まっていく、という形です。
フォロワー数と過去の動画
TikTokのもっともはっきりした一文がここにあります。フォロワー数や、そのアカウントが過去によく見られた動画を出していることは、おすすめの仕組みの直接の要素ではありません。動画は一本ずつ評価されます。開設したばかりのアカウントの動画が広く届くことがあるのは、このためです。
同じ説明のなかに、もうひとつの事実もあります。フォロワーの多いアカウントの動画は、最初に見せられる視聴者の集まりが大きいぶん、結果として再生回数が伸びやすい傾向があります。つまりフォロワーは直接の手がかりではなく、大きめの出発点だということです。
多様さと繰り返し
TikTokは、フィードが自分の知っている種類の動画だけを見せる場所にならないよう作られていると述べています。関心の外にある動画も混ぜられます。また、同じ音源で撮られた動画や、同じ作り手の動画を続けて見せないようにしているとも書いています。作り手にとっての意味は、動画の広がりが関心の一致だけで決まるわけではないということです。フィードには、いつでもいくらかの発見の余地が残されています。
利用者の手元にある操作
フィードは一方通行ではありません。TikTokが利用者に渡している道具も、レコメンドの仕組みへの手がかりになります。
- 「興味がない」の選択。その動画や似たものを見る回数を減らすためのものです。
- 特定のアカウントや、特定の言葉を含む動画を表示しない設定。
- フィードを初期化して組み直す操作。おすすめは一から学び直されます。
- なぜこの動画が出ているのかを示す説明。似た動画を見たから、地域で人気だから、といった形で表示されます。
作り手としてこれらを変えることはできませんが、知っておく価値はあります。視聴者が「興味がない」と伝えた動画は、こちらが何をしてもその人には簡単には戻りません。
もうひとつあります。フィードは一人ひとり別に組まれています。あなたが見ているフィードと、友人が見ているフィードは同じではありません。「おすすめに出ていた」という一文が、人によって違うことを指すのはこのためです。ある人のフィードに入ったことは、全員のフィードに入ったことを意味しません。
おすすめに載らない内容
TikTokは、おすすめのフィードに出す内容には別の適合の基準があると述べています。コミュニティガイドラインに反する内容はそもそも削除されますが、それとは別に、プラットフォームには残るけれどもフィードには出さない内容があります。TikTokが挙げている例には、定められた年齢に満たない若い利用者のアカウントの動画、よそから複製された内容や繰り返しの内容、スパム、幅広い視聴者に向かないと判断された内容が含まれます。アプリのアカウントの状態を示す画面で、その動画がフィードに適していると判断されたかどうかが表示されることがあります。
この知識をどう使うか
仕組みが見ているものは、どれもあなたの手の中にあります。動画の出だし、視聴時間、最後まで見られること、説明文の言葉、音源の合い方、コメントへの返し方です。それぞれを具体的な手順に落とした再生回数を増やす方法のガイドを見てください。数字が何を語っているのかは再生回数の読み方のガイドにまとめました。
無料サービスの立ち位置
このサイトのTikTokの無料再生回数、いいね、シェアのサービスは、公開されている動画に、ページに出ている決まった数のエンゲージメントを届けます。それがレコメンドの仕組みにどう映るのかをTikTokは説明していませんし、こちらもこれをフィードへの道として案内しません。外から届いた再生は、仕組みが強い手がかりとしている視聴時間や最後まで見られることを運びません。このサービスの正直な役割は、新しい動画がゼロのまま置かれないようにするはじめの一押しです。パスワードもログインも求めませんし、プログラムでもアプリでもありません。仕組みの流れは無料SMMサービスの仕組みに、TikTok向けのサービスはすべてTikTokのページにあります。
フィードの動き方を知っておくと、誰にも約束できないことを期待して落ち込むことがなくなります。TikTokが語ったことはここに書きました。語っていないことは、誰にも分かりません。